文章生成・ライティングAI

Google広告の広告文をAIで作る選び方|文字数と審査の壁

※本サイトの記事にはアフィリエイト広告(PR)を含む場合があります


※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。

料金・無料枠・機能は変動が激しいため、各ツールに「最終確認日」を記載しています。申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

自分の店や教室の検索広告を、代理店を通さずに出している人は少なくありません。困るのは広告文です。見出しは最大15本、説明文は最大4本まで入れられます。1本ずつ考えると、それだけで半日が消えます。そこでAIに書かせるわけですが、Google広告には普通の文章にはない壁が2つあります。文字数の上限と、広告審査です。

この記事でわかることは3つです。

  • AIが書いた広告文が「入稿できない」「審査で落ちる」理由
  • Google広告自身のAI機能と、外部のAIツールの使い分け
  • 入稿前に見るチェック項目

筆者はここで挙げるツールをすべて課金して使い比べたわけではありません。仕様はGoogle広告ヘルプ、料金は各公式サイトの公表情報をもとにしています。

検索広告の枠と文字数の上限

先に数字を押さえます。Google広告ヘルプによると、レスポンシブ検索広告の枠は次のとおりです(最終確認日:2026-09-23)。

項目本数文字数の上限
広告見出し最小3本・最大15本半角30文字(全角15文字)
説明文最小2本・最大4本半角90文字(全角45文字)
表示URLのパス2つ各半角15文字

日本語などの全角文字は、1文字を半角2文字分として数えます。つまり見出しは全角で15文字しか入りません。「オンライン英会話 無料体験受付中」は、空白を含めると半角31文字分になり、もう入りません。

配信のときは、登録した見出しと説明文をGoogleが組み合わせて表示します。ヘルプの説明では、見出しは3つ目まで、説明文は2つ目までが、スペースや成果の予測に応じて出ます。どの見出しと、どの説明文が隣に並んでも意味が通るように作る必要があります。

AIの広告文が入稿で止まる3つの理由

AIに「Google広告の見出しを15本」と頼むと、形は一瞬でそろいます。ただし、そのまま管理画面に貼ると止まる原因が3つあります。

全角15文字を平気で超える

AIの出力は、文字数の指示を守らないことがあります。「全角15文字以内」と書いても、16文字や18文字の案が混じります。数字や英字が半角か全角かでも、数え方が変わります。

対策は単純です。管理画面の入力欄に貼って、文字数の表示で確かめる。AIに数えさせた結果は信用しないでください。15本すべてを1本ずつ貼る手間が、入稿の手戻りより安く済みます。

審査で落ちる書き方をする

Google広告の編集基準では、次のような書き方が許可されていません(Google広告ポリシーヘルプより)。

  • 「!!」のような記号や句読点の連続
  • 「花束*」のような、標準的でない記号の使い方
  • 同じ語句を同じアセットの中で繰り返す書き方
  • 強調のためのスペースの多用
  • 広告文への電話番号の直接記載

AIは目立たせる指示に弱く、「★今だけ★」「無料!!」のような飾りを足してきます。飾り記号は審査で不承認になる原因なので、指示の段階で使わないよう書いておきます。

根拠のない「No.1」を書く

AIは「地域No.1」「満足度No.1」のような言葉を、根拠なしに入れてきます。ここは審査より重い問題です。

消費者庁は2024年9月に「No.1表示に関する実態調査報告書」を公表しました。報告書では、合理的な根拠がなく事実と異なるNo.1表示について考え方が示されています。景品表示法上の不当表示として問題になるという内容です。責任を負うのは広告を出した事業者で、AIではありません。

健康食品や化粧品を扱う場合は、薬機法の制限もかかります。「痩せる」「シミが消える」のような効能の表現を、AIは頼まなくても書いてきます。

Googleが自動で書く文面との関係

2026年9月から、Google広告自身が広告文を書く機能の扱いが変わっています。外部のAIツールを選ぶ前に、ここを確認してください。

Google広告には「テキストのカスタマイズ」という機能があります。以前は「自動作成アセット」と呼ばれていました。Google広告ヘルプによると、リンク先ページのタイトルや説明文から情報を取り出し、検索の傾向と組み合わせて見出しと説明文を作ります。

同じヘルプには、2026年9月以降、この機能を使うキャンペーンは自動的にAI Max(AI最大化設定)へアップグレードされると書かれています。広告運用会社の解説によると、移行の期間は2026年9月1日から30日です。対象はキャンペーン単位の部分一致や自動作成アセットを使う検索キャンペーンとされています。

小さな事業者が気にしたいのは次の2点です。

  • 自分が書いていない見出しが配信される。ヘルプでは「アセットの詳細レポート」で中身を確認する案内になっている
  • 元になるのはリンク先ページの文章。ページに古い料金や誇大な表現があれば、それが広告文に出てくる

機能はキャンペーンの設定から有効・無効を切り替えられます。手順は「設定」→「AI最大化設定」→「アセットの最適化」の中にある「テキストのカスタマイズ」のチェックです。無効にすると、この機能で作られたアセットは配信されなくなるとヘルプに記載があります。

Googleの自動生成は、使うかどうかの二択ではありません。自分で書いた見出しを十分な本数そろえたうえで、自動生成を補助として使うという組み合わせもできます。自分で書く分を作るのが、次に紹介するAIツールの出番です。

広告文づくりに使うAIの3タイプ

広告文に使うAIは、Google広告の内部機能、汎用AIチャット、コピー生成ツールの3つに分かれます。違いは「文面を入稿前に読めるか」と「自分の強みをどこから拾うか」です。

Google広告 | 広告文を作るAIの違い

広告文を作るAIの3タイプ

どのタイプでも最終の文字数と表現の確認は人がします

文字数の枠への合わせ方自社の強みの反映入稿前に全文を読めるか
Google広告のテキストのカスタマイズ 旧 自動作成アセット ○ Google側が広告の枠で作る △ リンク先ページにある情報が元 △ 配信後にレポートで確認
汎用AIチャット ChatGPT・Claude など △ 指定しても超える案が混じる ○ 渡した材料から作れる ○ 入稿前に全部読める
コピー生成AI(Catchy) Google広告向けの生成ツールあり △ 管理画面で文字数の確認が必要 ○ 商品の特徴を入れて作れる ○ 入稿前に全部読める
  • ※文字数の自動調整の有無は、Catchyの公式ページに記載がないため△にしています
  • ※仕様・料金はGoogle広告ヘルプと各公式サイトの公表情報(最終確認日:2026-09-23)

AIツールナビ

Google広告のテキストのカスタマイズ

追加のツールを契約せずに使えるのが強みです。見出しの本数が足りないときの穴埋めになります。

弱点は入稿前に全文を読めないことです。生成された文面は配信されながら組み合わされるため、確認は配信後のレポートになります。リンク先ページに書いていない強み、たとえば「駅から徒歩3分」「当日予約OK」は、ページになければ広告文にも出ません。

汎用AIチャット

ChatGPTやClaudeのような汎用のAIチャットは、無料枠から見出しの候補を作れます。商品の特徴、対象の客層、価格、他社との違いをメモで渡せば、その材料から候補が並びます。

弱点は、文字数と表現の指示が抜けることです。同じ指示文を毎回使うようにすると、出力のばらつきが減ります。指示文の書き方は後半にまとめました。

コピー生成に特化したCatchy

Catchyは日本語のAIライティングツールです。公式サイトによると生成ツールは100種類あり、広告向けには次のものが並んでいます。

  • Google広告のタイトル(見出し)
  • Google広告のディスクリプション(説明文)
  • Facebook広告のタイトル・プライマリーテキスト・リンク説明文
  • Twitter広告のキャッチコピー
  • キャッチコピー(広告用)

汎用チャットとの違いは、白紙の指示文を書かなくても、広告の種類を選んで商品の情報を入れれば候補が出るところです。公式サイトには、ChatGPTを搭載したAIシステムを採用していると書かれています。

一方で、Google広告の文字数の上限に合わせて自動で切りそろえるという記載は、公式ページでは確認できませんでした。入稿前に管理画面で文字数を数え直す手順は、汎用チャットと同じく必要です。

料金は公式サイトの表記で次のとおりです(最終確認日:2026-09-23)。

  • Free:0円、毎月10クレジット
  • Starter:月3,000円から8,100円(100〜300クレジット)
  • Pro:月9,800円、使い放題
  • Enterprise:要問い合わせ

見出しを15本そろえる作業は、広告を出し始めるときと、キャンペーンを見直すときに集中します。まず無料の10クレジットで見出し案を出し、手元の案と比べてから有料に進む順番なら、使わない月の費用がかかりません。

広告文を作らせる指示の組み立て方

AIへの指示は、材料と禁止事項を先に書く形にすると手直しが減ります。汎用チャットでも、Catchyの入力欄でも、考え方は同じです。

  1. 広告の種類を指定する。「Google検索広告の見出し」
  2. 文字数を指定する。「全角15文字以内、数字は半角」
  3. 材料を渡す。商品名、対象の客層、価格、他社との違い、申込の方法
  4. 切り口を分けて頼む。価格、手軽さ、実績、地域名、申込の方法で各3本ずつ
  5. 禁止事項を書く。記号の連続、★や♪などの飾り記号、電話番号、根拠のないNo.1や最上級、渡していない数字

4番が要点です。切り口をそろえずに15本頼むと、似た見出しが並びます。Googleは見出しを組み合わせて表示するため、同じ内容の見出しが並ぶと組み合わせの幅が狭くなります。

5番の「渡していない数字」も外せません。AIは「実績1,000件」「満足度98%」のような数字を作ってきます。自分で数えられない数字は、広告に書けません。

入稿前に見るチェック項目

管理画面に貼る前に、次の項目を上から当ててください。AIに点検させる場合も、この文面を指示に貼ると観点がそろいます。

  • 見出しが全角15文字、説明文が全角45文字に収まっているか(管理画面の表示で確認)
  • どの見出しとどの説明文が並んでも、意味が通るか
  • 「!!」などの記号の連続や、★や♪などの飾り記号が入っていないか
  • 電話番号を広告文に直接書いていないか
  • 「No.1」「一番」「最安」などに、自分で示せる根拠があるか
  • 料金、営業時間、対応地域が、リンク先ページと一致しているか
  • 健康食品や化粧品なら、効能をうたう表現が入っていないか
  • テキストのカスタマイズを使うなら、リンク先ページの記載が最新か

最後の項目は見落とされがちです。自分で書いた広告文が正しくても、ページが古ければGoogleの自動生成が古い情報を広告に出します。

よくある質問

AIで作った広告文は、Googleの審査で不利になりますか。

Google広告ポリシーヘルプの編集基準には、AIで作ったかどうかを審査の条件にする記載はありません。見られるのは文面が基準に沿っているかです。記号や電話番号、誤解を招く表現がなければ、作り方は問われません。

2026年9月のAI Max移行で、自分で広告文を書く必要はなくなりますか。

なくなりません。テキストのカスタマイズの元になるのはリンク先ページの情報です。ページにない強みを伝えたいなら、自分で書いた見出しを入れておく必要があります。

見出しは何本作ればいいですか。

最小3本から登録できますが、Google広告ヘルプは広告の有効性(アセットの充実度)を「高い」以上にする設定を推奨しています。切り口の違う見出しを、上限の15本に近づけて入れるのが基本です。

無料のAIチャットだけで足りますか。

広告を1つか2つ出すだけなら足ります。広告の種類ごとの型を選んで作りたい人や、SNS広告の文面もまとめて作りたい人には、Catchyのようなコピー生成ツールが合います。

こんな人に向く組み合わせ

  • 広告は1本だけで、費用をかけたくない:汎用AIチャットの無料枠+この記事のチェック項目
  • 見出しを15本そろえる作業がつらい:Catchyの無料クレジットで候補を出し、管理画面で文字数を確認
  • 自分で書く時間がほとんどない:リンク先ページを最新に直したうえで、テキストのカスタマイズを補助に使う
  • 「No.1」や効能を書きたい:ツールを探す前に、根拠の資料と法令の確認が先

※料金・無料枠・機能は執筆時点のものです。最新は各公式でご確認ください。

あわせて読みたい

参考にした情報