文章生成・ライティングAI

Value AI Writerの商用利用はどこまで?著作権と専門ジャンルの壁

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Value AI Writer byGMOで作った記事は、アフィリエイトブログや会社のオウンドメディアに載せられます。公式サイトのよくある質問は、ベースのAIの規約に従っていれば商用利用できると答えています。

ただし利用規約には、公開前のファクトチェックと著作権の確認が「義務」として書かれています。医療・金融・法律など専門的な判断を伴う記事の生成も、規約で禁止されています。収益ブログで使う前に知っておきたいのは、この2点です。

この記事は、Value AI Writer公式サイトと利用規約の記載をもとにした整理です。筆者が有料プランで記事を作って公開した結果ではありません。最終確認日:2026-10-22

商用利用は公式FAQで可能と回答

Value AI Writerの生成記事は、収益化したブログに載せても規約上の問題はありません。公式サイトのよくある質問に「生成された記事はそのまま利用しても問題ありませんか?」という項目があります。

回答の要点は次の3つです。

  • ベースの「ChatGPT」はコンテンツポリシーと利用規約に従えば商用利用OKと明記している
  • 生成された文章には、虚偽の内容や第三者の著作権を侵害する部分が含まれる場合がある
  • 公開前に自分で確認することが前提で、投稿したコンテンツの責任は投稿者にある

つまり「使ってよい」と「そのまま出してよい」は別の話です。公式FAQも、確認を前提にそのまま使えると書いています。確認なしで出してよいとは書いていません。

権利の扱いは規約に書かれていない

生成した記事の著作権が誰のものになるかは、Value AI Writerの利用規約に条文がありません。第9条2項にあるのは、利用者が「本サービスに関する知的財産権」を取得しないという定めです。対象はサービスそのもので、生成した記事の扱いを決めた文言ではありません。

AIが作った文章に著作権が生まれるかは、日本では人がどこまで創作に関わったかで変わります。文化庁は2024年3月に「AIと著作権に関する考え方について」をまとめています。生成記事を自分の著作物として守りたい人は、見出しや本文に自分の手を入れて仕上げるほうが、権利を主張しやすくなります。

規約が求める公開前の2つのチェック

Value AI Writerの利用規約は、第19条2項で公開前の確認を利用者に求めています。条文には、生成物を公開するときは「必ずファクトチェック」と第三者の著作権の確認をする、と書かれています。

1. ファクトチェック

規約第13条3項で、運営会社はAIの記事作成機能の正確さを保証しないとしています。生成記事の誤りで損害が出ても、運営会社は責任を負いません。料金や制度、数字が出てくる段落は、公式サイトや一次情報と照らしてから公開してください。

公式サイトのよくある質問にも、生成する文章は「必ずしも正確な内容とは限りません」とあります。誤りを見つける手順は、AIで書いた記事は納品していい?確認手順とツールの選び方にまとめています。

2. 著作権の確認

生成記事が既存の記事に似ていないかは、自分で確かめる必要があります。文化庁の資料では、AIの生成物でも侵害になりうると整理されています。既存の作品に似ていて、その作品をもとにしたと認められる場合です。

Value AI Writerにコピペチェックの機能があるかは、公式サイトに記載が見当たりませんでした。外部のコピペチェックツールで、公開前に本文を照合する方法が確実です。

責任はすべて投稿者側

規約第11条1項は、利用者が作った記事とその発信に「一切の責任を負う」と定めています。損害賠償も第15条で、運営会社が払う上限は直前1か月分の利用料金相当と決められています。記事の内容で問題が起きたときに、運営会社が肩代わりする仕組みはありません。

規約で作れないジャンルがある

収益ブログで一番気をつけたいのは、生成そのものが禁止されているジャンルです。利用規約第19条1項は、生成してはいけないコンテンツを12の分類で挙げています。

Value AI Writer | 利用規約 第19条1項

収益ブログで気になる禁止項目

12分類のうち、ブログ運営者に関係しやすいものを抜き出して整理

規約の書き方ブログで起きやすい例判断
専門的判断 医療・金融・法律等 × 「法令違反」の項目に明記 △ 保険・投資・法律相談の記事 △ 範囲が不明・事前に問い合わせ
景表法・薬機法 法令名を列挙 × 法令に反するもの △ 誇大な効果をうたう商品紹介 △ 表現を自分で直してから公開
スパム 大量生成 × スパム目的の大量コンテンツ △ 検索流入だけ狙った量産 △ 1本ずつ手を入れて出す
自動化ツール RPA・抽出ツール × 第19条4項で禁止 △ 入力を自動化して量産 ○ 入力画面から手で入れる
  • ※2026-10-22にValue AI Writer利用規約で確認
  • ※違反が確認されると、有料・無料を問わず事前の通知なくアカウントを止めることがある、と規約に記載

AIツールナビ

医療・金融・法律は生成自体が対象

第19条1項の「法令違反」の項目には、民法や景品表示法などの法令名と並んで、こう書かれています。「医療、金融、法律等の専門的判断を伴うコンテンツ」。違法な内容だけでなく、専門的な判断を伴う記事も禁止の対象です。

どこまでが「専門的判断を伴う」にあたるかは、規約に定義がありません。保険の選び方や投資信託の比較は、副業ブログでよく扱うテーマです。離婚や相続の手続きも同じです。保険・投資・法律のジャンルで使う予定の人は、申し込む前にバリュードメインのサポートへ扱いを確かめてください。

量産は「スパム目的」に注意

同じ項目に「スパム目的で作成する大量のコンテンツ」があります。上位のエキスパートプランは月400記事まで作れますが、記事数の上限まで作ること自体が禁止という意味ではありません。問題になるのは目的と中身です。

検索エンジン側の評価も気になる人は、AI記事はGoogleに評価される?ペナルティを避ける書き方とツールの選び方で、Googleの公開している方針を整理しています。

同じキーワードでも同じ記事にはなりにくい

公式サイトのよくある質問では、大量に作ると検索結果で競合する可能性はあるとしています。同じキーワードを入れても、見出しや本文は毎回違うバリエーションで作られます。そのため完全に同じ記事になる可能性は「極めて低い」と説明しています。他の利用者と同じ文章になる心配は小さい、というのが公式の見解です。

仕事や納品で使うときの線引き

クライアントへ記事を納品する使い方を、規約ははっきり禁止していません。禁止行為の第12条1項(9)にあるのは、運営会社の許可なく類似サービスを提供したり、サービスを再販売したりする行為です。記事の納品と、サービスの又貸しは別の扱いと読めます。

ただし受託での利用について、公式サイトとマニュアルに明記はありません。業務委託の契約書で「AIの使用禁止」や「AI使用時は申告」を求める発注者もいます。納品前に発注者のルールを確かめるのが先です。

会社の業務で使うと法人の利用になる

規約第15条5項では、法人に所属する個人が業務のために使った場合、法人の利用とみなすと定めています。会社のブログを担当する人が個人で申し込んでも、規約上は会社としての利用になります。社内でAIツールの利用ルールがある会社は、申し込み前に担当部署へ確認してください。

広告メールの文面には使えない

第12条1項(2)は、相手の承諾なしに送る広告・勧誘のメールやSMSのためのコンテンツ作成を禁止しています。メルマガやステップメールの文面づくりをAIに任せたい人は、AIメルマガ・ステップメール作成ツールの選び方|配信文を効率化する比較の軸も参考になります。

画像は保存1か月で消える

Value AI Writerには、キーワードから画像を作る機能があります。バリュードメインの画像生成マニュアルには「画像の保存期間は1ヶ月です」とあります。使う画像は、1か月以内に自分のブログやパソコンへ保存しておいてください。

画像の商用利用や著作権の条件は、画像生成マニュアルと公式サイトに記載が見当たりませんでした。文章と同じく規約第19条の対象になると読めますが、画像に限った条件は本記事では確認できていません。作れる枚数はプランごとに違い、画面右上の残数で確かめられます。

料金とフリープランで試す方法

規約の範囲で使えるかを確かめるなら、月0円のフリープランから始められます。公式サイトの料金表(税込)は次のとおりです。

プラン月額月間記事数
フリー0円1記事(初回3記事)
エントリー840円3記事
ベーシック2,800円10記事
プロ10,780円50記事
エキスパート43,780円400記事

このほか、エントリープラス(1,400円・5記事)とベーシックプラス(5,480円・20記事)もあります。「1記事」はタイトルと見出しを作った時点で数えます。フリープランでできることは、Value AI Writerの無料はどこまで?1記事の数え方と文字数の壁で詳しく整理しています。

よくある質問

Q. Value AI Writerで作った記事にアフィリエイトリンクを貼ってもいいですか。 A. 公式サイトのよくある質問は、商用利用できると答えています。アフィリエイトリンクを禁止する条文も、利用規約には見当たりません。ただし紹介する商品の表現が景品表示法や薬機法に反すると、規約第19条の「法令違反」にあたります。

Q. 生成した記事の著作権は自分のものになりますか。 A. 利用規約には、生成記事の権利の帰属を決めた条文がありません。日本では、AIの生成物に著作権が生まれるかは人の創作的な関わり方で変わる、という考え方が文化庁から示されています。

Q. 生成した記事をそのまま公開しても大丈夫ですか。 A. 規約第19条2項は、公開前のファクトチェックと著作権の確認を求めています。確認せずに公開して問題が起きた場合、責任は投稿者にあります。

Q. 保険や投資の比較記事に使えますか。 A. 規約は「医療、金融、法律等の専門的判断を伴うコンテンツ」の生成を禁止しています。保険や投資の記事がどこまで該当するかは規約に定義がないため、使う前にサポートへ確かめてください。

Q. 規約に違反するとどうなりますか。 A. 規約第19条には、違反が確認されるとアカウントを止めることがあると書かれています。有料・無料を問わず、事前の通知もありません。止められた場合の返金の扱いは、本記事では確認できていません。

こんな人におすすめ

  • Value AI Writerで作った記事を、アフィリエイトブログで使えるか知りたい人
  • 生成記事の著作権や、公開前に何を確かめればよいか迷っている人
  • 保険・投資・法律のジャンルでAI記事を使ってよいか不安な人
  • クライアントへの納品や会社のブログに使う前に、規約の線引きを知りたい人

コピー作成ツールの規約と比べたい人は、Catchyの商用利用はどこまで?規約の著作権と禁止事項も参考になります。

※料金・無料枠・機能は執筆時点のものです。最新は各公式でご確認ください。

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