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Catchyの商用利用はどこまで?規約の著作権と禁止事項

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Catchy(キャッチー)で作った文章は、広告やブログに使えます。公式の利用規約の第9条に、生成された文章の著作権は作った時点で利用者に移ると決められています。規約の条文には、無料プランと有料プランで扱いを分ける記載はありません。

ただし、規約には使い方の決まりが3つあります。1つ目は、生成した文章を「人間が独自に書いた」と説明しないことです。残りの2つは、使う前に事実を確かめることと、他の利用者と同じ文章が出る場合があると承知しておくことです。

この記事は、Catchyの利用規約(2023年3月23日改定版)とコンテンツポリシーの条文を読んで整理したものです。筆者が有料プランを契約して試した結果ではありません。法律の判断が必要な場合は、専門家か公式のサポートに確かめてください。最終確認日:2026-10-16

著作権は作った時点で利用者に移る

Catchyで生成した文章の著作権は、生成された日に運営会社の株式会社デジタルレシピから利用者に移ります。利用規約の第9条第3項に、次の趣旨が書かれています。

  • 出力された文章の著作権は、提供日の時点で当社から利用者に移転する
  • 移転の対象には、著作権法第27条・第28条の権利(翻訳・翻案や二次的な利用に関わる権利)も含む
  • 利用者が入力した時点で、当社がすでに持っていた著作権は除く

第27条・第28条の権利まで含めて移ると明記されているため、生成した文章を書き換えたり、別の媒体用に作り直したりする使い方も、規約の上では利用者側の権利で行えます。第7条でも、Catchyは「広告、資料、メール等に使用できる」文章を出すサービスだと説明されています。

運営会社にも使う権利が残る

著作権が移った後も、運営会社はサービスの改善のために、生成された文章を使えます。第9条第4項で、利用者は「機能及び使用感の向上・改善の目的の範囲内」での利用を許諾すると決められています。

発売前の商品名や社外秘の数字は、入力しないほうが安全です。改善目的の利用がどこまでの範囲かは、規約の文言だけでは読み取れません。気になる場合は、公式のチャットサポートに確かめてください。

文章そのものに著作権が生まれるかは別の話

AIが出した文章に著作権が生まれるかは、規約ではなく著作権法で判断されます。文化庁が2024年3月にまとめた「AIと著作権に関する考え方について」の見解は次のとおりです。人の指示がアイデアの段階にとどまる場合、AIの生成物は著作物にならないとしています。

短いキャッチコピーは、もともと著作物と認められにくい分野です。他社に同じコピーを使われても、著作権で止められない場合があると考えておきます。自社のコピーを守りたい場合は、商標の登録など著作権以外の方法を専門家に相談してください。

人が書いたと説明するのは禁止

Catchyの規約で一番気をつけたいのは、禁止行為を定めた第21条の第12号です。生成した文章を、利用者や第三者など「機械ではない人間が独自に創作したもの」だと説明・掲載・表現する行為が禁止されています。

この決まりが関係するのは、文章を人に渡す仕事です。

  • Webライターとして、発注者に記事やコピーを納品する
  • 「AI不使用」の条件がある案件で、Catchyの文章を使う
  • コンテストや公募に、自分の創作として応募する

「AIを使っていない」と言って納品すると、規約違反になるおそれがあります。どこまで手直しすれば「人が書いた文章」と言えるのかは、規約に基準が書かれていません。納品の前に、発注者にAIツールを使ってよいかを確かめておくと、後から揉めずに済みます。

納品前の確認の手順は、AIで書いた記事は納品していい?確認手順とツールの選び方で詳しく取り上げています。

名称やロゴを消さない決まりもある

第9条第5項には、名称やロゴについての決まりもあります。運営会社が生成文章に付けたサービス名やロゴを、承諾なく改変・削除してはいけません。生成画面の文章に名称やロゴが付いているかは、筆者は確認できていません。コピーして使う前に、文章の前後にCatchyの表記が入っていないか確かめてください。

使う前に事実の確認が要る

Catchyのコンテンツポリシーでは、生成した文章を使う前のファクトチェックが利用者の義務になっています。ポリシーの第2章は、生成した広告文を実際の広告に使う場合を例に挙げています。内容の真偽を確かめ、正しく編集してから使う決まりです。

利用規約の第17条でも、運営会社は文章の正確さや有用性を保証しないと定めています。広告やチラシの文章で確かめたいのは次の3点です。

  • 価格・容量・期間などの数字が、実際の商品と合っているか
  • 「最安」「No.1」のように、根拠を示せない表現が入っていないか
  • 効果を言い切る表現になっていないか

広告の文章は景品表示法の対象です。根拠のない表現は、AIが出した文章でも責任を負うのは広告を出す側です。店頭の販促物で避けたい表現は、店頭POPの文言をAIで作る選び方にまとめています。

他の利用者と同じ文章が出ることがある

Catchyの規約は、生成された文章が他の利用者の文章と同じか似たものになる場合があると定めています(第9条第6項)。利用者は、そのことを承知した上で使う決まりです。

キャッチコピーのような短い文章は、同じ表現が重なりやすい種類です。ネットで検索して、同じフレーズを他社が使っていないか確かめてから採用すると、似たコピーで揉める心配を減らせます。

生成が禁止されている内容

Catchyのコンテンツポリシーは、意図して生成してはいけない内容を12種類挙げています。違反が見つかると、無料・有料を問わず事前の通知なくアカウントが止められる場合があります。

商用で使う人が引っかかりやすいのは、次の4つです。

  • 政治的な内容:選挙運動や、政治の手続きに影響を与える目的の文章
  • 医学・法律の判断に使う内容:健康や法律の判断に使われる文章
  • スパム:スパム目的で大量に作る文章
  • 詐欺的な内容:人をだましたり、誤解させたりする文章

ほかに、ヘイト・ハラスメント・暴力・性的な内容なども禁止されています。整体院やサプリ販売など健康に関わる商売の広告文は、医学的な判断につながる書き方をしないよう、特に気をつけて手直しします。

ツールを使った自動入力も禁止

コンテンツポリシーの第4章で、RPAなどの自動化ツールや抽出ツールを使ってCatchyを動かすことは禁止されています。文章は入力画面に直接打ち込んで作る決まりです。大量の商品説明文を自動で回す使い方は、Catchyでは規約の外になります。

Catchy | 利用規約とコンテンツポリシーより

使い道ごとの規約上の扱い

2026-10-16に公式の規約を読んで整理

規約上の扱い使う前の確認
自社の広告・LP・チラシ 第7条で広告用途を想定 ○ 著作権は利用者へ移る △ 事実の確認と景表法の確認
ブログ・SNS投稿 自分のメディアで使う ○ 著作権は利用者へ移る △ 同じ文が他人にも出る場合あり
発注者への納品 受託ライティング △ 人が書いたと説明するのは禁止 △ AIの使用可否を発注者に確認
選挙運動・医療や法律の判断 コンテンツポリシーで禁止 × 生成が禁止されている × 別の方法で作る
  • ※規約の解釈で迷う場合は、Catchyの公式チャットサポートに確認してください
  • ※著作物として保護されるかは、規約ではなく著作権法で判断されます

AIツールナビ

解約やサービス終了時のデータ

利用契約が終わると、運営会社はCatchyに保存されたデータをすべて消去できます。利用規約の第24条に定めがあり、消去による損害を賠償する義務は負わないとされています。

使う予定の文章は、生成した時点で手元のファイルにコピーしておきます。サービス全体を終える場合は、3か月以上前に通知すると第20条で決められています。

こんな人に向いている

Catchyは、自分の商品やサービスの広告文・キャッチコピーを、テンプレートから何案も作りたい人に向いています。規約で著作権が利用者に移ることと、広告に使う前提のサービスであることが明記されているためです。

  • 自分の店や商品の広告文・チラシの文言を作りたい
  • ブログやSNSの見出しやコピーを何案も比べたい
  • 規約を確かめてから、商用の文章作りにAIを使いたい

反対に、「AI不使用」が条件の受託ライティングには、規約の第21条とぶつかるため向きません。無料プランは毎月10クレジットで、全部の生成ツールを試せます(公式の料金表より・2026-10-16確認)。無料でできる範囲は、Catchyの無料はどこまで?10クレジットの減り方と有料の境目で整理しています。

よくある質問

Q. 無料プランで作った文章も商用利用できますか。 A. 利用規約の第9条には、プランによって著作権の扱いを変える記載はありません(2026-10-16確認)。無料プランで作った文章も、規約の上では同じ扱いです。

Q. Catchyで作ったことを表記する必要はありますか。 A. 規約に、Catchyで作ったと表記する義務は書かれていません。ただし第21条で、人間が独自に書いたと説明することは禁止されています。

Q. 生成したキャッチコピーを商標登録できますか。 A. 規約には商標登録についての定めがありません。他の利用者にも同じ文章が出る場合があると規約に書かれているため、登録できるかは専門家に相談してください。

Q. 他社の文章を入力して書き換えてもらってもいいですか。 A. 第8条で、入力する文章について利用者が正当な権限を持つことを保証する決まりです。第21条でも、第三者の知的財産権の侵害は禁止されています。他社の文章を書き換えて使うのは避けてください。

Q. 規約はいつ変わりますか。 A. 確認した時点の規約は2023年3月23日改定版です。第3条で、運営会社はサイト上の表示などで知らせた上で規約を変えられると定めています。使う前に最新の規約を確かめてください。

※料金・無料枠・機能・規約は執筆時点のものです。最新は各公式でご確認ください。

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