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マネーフォワード確定申告のレシートが読めない原因と対処

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マネーフォワード クラウド確定申告でレシートを撮ったのに、仕訳候補が出てこない。エラーが出て先に進めない。確定申告の前にこの状態になると、手入力に戻るしかなくなります。

読み取れない原因の多くは、AIの精度ではなく「プランの件数上限」か「画像の撮り方」です。 画面に出るメッセージで原因の系統がわかるので、まずメッセージを確かめてから直すのが近道です。

この記事は、公式のヘルプページと料金ページに書かれている仕様をもとに整理しています(最終確認日:2026-10-14)。実際に課金して試した記録ではありません。どの支出を経費にできるかといった税務の判断は、国税庁の案内か税理士に確認してください。

まず画面のメッセージで原因を分ける

公式FAQ「AI-OCRで仕訳でエラーが発生する」には、4つのメッセージと対処が載っています(最終確認日:2026-10-14)。

画面のメッセージ原因の系統最初にやること
アップロードに失敗しました。時間をおいて再度お試しください。一時的な通信エラー時間を置いて再アップロード
OCR解析に失敗しました画像を解析できなかった撮り直してアップロードし直す
アップロードされた画像は電子帳簿保存法の要件を満たしていません画質がスキャナ保存の要件に届かない要件を満たすよう撮り直す
クラウドBox保存件数の上限に到達しているため、書類をアップロードできません保存ファイル数の上限(1,000件)プランの見直し

メッセージが出ずに「そもそもAI-OCRのボタンが使えない」「16件目から進めない」という場合は、次の章の件数上限が原因の候補です。

原因1 プランごとの件数上限に達している

月に読み取れる件数は、プランによって決まっています。 2025年6月1日からの公式のお知らせと料金ページでは、次のように案内されています(最終確認日:2026-10-14)。

  • パーソナルミニプラン/パーソナルミニ アプリプラン:月15件まで。16件目以降はプランのアップグレードが必要
  • パーソナルプラン:月30件まで無料。31件目以降は1件20円(税抜)
  • パーソナルプラスプラン:月100件まで無料。101件目以降は1件20円(税抜)
  • 無償利用状態:AI-OCRの機能自体が使えない

ミニプランで月末にまとめて撮ると、16枚目で止まります。止まったのはAIの不調ではなく、プランの上限です。

件数の数え方で誤解しやすい点

公式FAQには、件数の数え方について次の記載があります。

  • 1つのファイルから複数の仕訳を登録しても、数えるのは1件
  • 仕訳に添付したあとで添付を外しても、件数は減らない
  • 月の途中でプランを変えた場合、料金は月末時点の登録状況で判定する
  • 課金対象の件数は「ご利用プランの管理」画面の「従量情報」で確認できる

添付を外しても件数が戻らないため、登録前に中身を確かめてから登録するほうが枠を無駄にしません。

無料お試し中は30件まで

公式のお知らせによると、トライアル中はパーソナルプランと同じ機能を使えます。ただし、31件以上のファイルは添付できません。お試し期間に1年分のレシートを一気に読ませようとすると、31件目で止まります。

マネーフォワード クラウド確定申告 | AI-OCRの件数

プラン別のレシート読み取り件数

月に何枚撮るかで合うプランが変わります(最終確認日:2026-10-14)

月の無料枠枠を超えたとき月30枚を超える人
パーソナルミニ アプリプラン含む △ 月15件まで × アップグレードが必要 × 枠が足りない
パーソナル 個人向けの中位 ○ 月30件まで △ 1件20円(税抜) △ 超過分が従量課金
パーソナルプラス 年払いのみ ○ 月100件まで △ 1件20円(税抜) ○ 月100件までは追加料金なし
無償利用状態 有料契約なし × 機能が使えない × 対象外 × 対象外
  • ※公式の料金ページには、2026年12月に料金体系の一部改定を予定している旨が記載されています。最新は必ず公式でご確認ください
  • ※無料お試し中はパーソナルプラン相当ですが、31件以上は添付できません

AIツールナビ

原因2 画像を解析できない

「OCR解析に失敗しました」が出たときの公式の対処は、撮り直してアップロードし直すことです。どんな画像が失敗しやすいかは、確定申告アプリのFAQには具体的な記載がありません。

同じ会社のクラウド経費のOCRガイドには、撮り方の注意が載っています。製品は違いますが、撮り直すときの目安になります(最終確認日:2026-10-14)。

  • レシートを上下正しい向きで撮る
  • 1枚の画像に写すレシートは1枚だけにする
  • 長いレシートは専用の撮影モードを使う(ただし電子帳簿保存法の機能を使っている場合は使えない、と案内されています)

光の反射や影で数字が消えている画像も、読み取りに失敗しやすい候補です。感熱紙が薄くなったレシートは、撮り方を変えても文字が戻らないため手入力に回すほうが早く終わります。

原因3 画質が電子帳簿保存法の要件に届かない

「電子帳簿保存法の要件を満たしていません」は、読み取りの失敗ではなく画質の警告です。 公式FAQによると、このメッセージで「作成する」を選ぶと仕訳は作れます。その代わり、解析結果画面の「保存要件」に警告が表示されます。

紙のレシートをスマホで撮って原本を捨てる運用(スキャナ保存)をするなら、画質の要件を満たす必要があります。マネーフォワードの別製品のガイドでは、スマホ撮影の目安として次のように説明しています。

  • A4サイズ相当で約388万画素(縦2,338×横1,654画素)以上
  • 256階調(24ビットカラー)以上
  • 長いレシート用のモードで撮った画像は、スキャナ保存の要件を満たせない

原本の紙を保管しておくなら、画質の警告が出ても帳簿づけ自体は進められます。原本を捨てる予定があるなら、撮り直すか原本を残すかを先に決めてください。電子帳簿保存法の細かい要件は国税庁の案内で確認するのが確実です。

原因4 保存できるファイル数の上限

「クラウドBox保存件数の上限に到達している」と出る場合は、保存ファイル数の上限です。公式FAQでは、パーソナルミニ アプリプランなどの保存上限は1,000件と案内されています。

1,000件を超えて保存するには、プランのアップグレードが必要です。公式FAQでは、個人事業主にはパーソナルプランかパーソナルプラスプランを案内しています。

読み取れたのに金額や日付が違うとき

AI-OCRが作るのは「仕訳候補」で、登録ボタンを押すまで帳簿には入りません。公式の使い方ガイドでは、次の候補は一括登録できないと説明しています(最終確認日:2026-10-14)。

  • 取引日が会計期間の外にあるもの
  • 金額がある行で勘定科目が選ばれていないもの
  • 貸方と借方の金額が一致していないもの

一括登録で弾かれた候補は、日付の読み違いか科目の未選択を疑うと原因が早く見つかります。たとえば前の年のレシートが混ざると、取引日が会計期間の外になります。

読み取りの精度について、公式は継続的に向上させていると説明していますが、数値は公表していません。登録前に金額と日付を原本と見比べる手順は省かないでください。科目のずれが毎月くり返される場合は、自動仕訳ルールの設定が原因のこともあります。詳しくは「自動仕訳が間違う原因と直し方」で整理しています。

状況別の直し方の早見

状況直し方
無料で使っていてAI-OCRが使えない有料プランを契約するか、無料お試しを始める
ミニプランで16件目から進めない翌月を待つか、上位プランに変える
お試し中に31件目で止まった有料プランへの切り替えを検討する
OCR解析に失敗した向きを直し、1枚ずつ、影を避けて撮り直す
電帳法の要件の警告が出た原本を残すか、画素数を満たして撮り直す
保存上限1,000件に達したパーソナル以上のプランを検討する
アップロードに失敗した時間を置いて再送。続くならアプリの「設定」から問い合わせ

こんな人は上位プランを検討

月のレシートが15枚を超える人は、ミニプランだと毎月どこかで止まります。 公式の料金ページの税抜価格は次のとおりです(最終確認日:2026-10-14)。

  • パーソナルミニ:年払い10,800円(月払い1,280円)
  • パーソナル:年払い15,360円(月払い1,680円)
  • パーソナルプラス:年払い35,760円(年払いのみ)

ミニとパーソナルの年額の差は4,560円です。毎月20〜30枚撮る人なら、パーソナルにすると件数で止まらずに済みます。一方で月10枚前後の人は、ミニの15件で足ります。

料金ページには、2026年12月に料金体系の一部を改定する予定と書かれています。年払いで契約する前に、改定後の内容をサポートサイトで確かめてください。

よくある質問

撮り直したレシートも件数に入る?

公式FAQで明記されているのは「仕訳に添付したファイル数」で数えることと、添付を外しても件数が減らないことです。登録しなかった画像がどう数えられるかは、公式ページで確認できませんでした。気になる場合は「従量情報」の画面で件数の増え方を確かめてください。

1枚の画像に複数のレシートを写すとどうなる?

クラウド経費のガイドでは、1画像に1枚のレシートを写すよう案内しています。確定申告アプリでも1枚ずつ撮るほうが失敗を避けやすいです。件数は「ファイル数」で数えるため、まとめて撮って件数を節約する使い方は、読み取りの失敗と引き換えになります。

読み取りの精度は手書きの領収書でも同じ?

公式は精度の数値を公表していません。OCRツール全般の比較記事では、手書きは印刷物より読み取り精度が下がる傾向が報告されています。手書きが多い人は、無料お試しの30件で自分の領収書を試してから判断してください。

他の会計ソフトとの違いを知りたい

レシート読み取りの料金の仕組み(定額か従量か)で比べると違いが見えます。「個人事業主のレシート読み取りAIツールの選び方」で比較の軸をまとめています。

※料金・無料枠・機能は執筆時点のものです。最新は各公式でご確認ください。

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参考にした情報

  • マネーフォワード クラウド確定申告アプリ FAQ「AI-OCRで仕訳」のエラー(biz.moneyforward.com/support/ca-app/faq/app-journal/ai-ocr-error.html)
  • マネーフォワード クラウド確定申告 FAQ「AI-OCR」の件数と料金(biz.moneyforward.com/support/tax-return/faq/price/p10.html)
  • マネーフォワード クラウド確定申告 料金ページ(biz.moneyforward.com/tax_return/price/)