AIの選び方・比較

イルシルとGammaの違い|無料枠・料金・日本語資料で選ぶ

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イルシルとGammaは、どちらも文章を入れるとAIがスライドを組み立てます。結論は、無料で書き出しまで試すならGamma、日本語の社内資料に月額を払うならイルシルです。

Gammaは無料プランでもPowerPoint(PPTX)やPDFに書き出せます。イルシルの無料プランは書き出しができません。一方で有料の最安プランは、月払いだとほぼ同じ価格帯です。イルシルは月40枚という「枚数」で、Gammaは「クレジット」で使える量が決まります。この数え方の違いが、払う段階での分かれ目になります。

この記事は両社の公式サイトの記載を整理したものです。筆者が両方の有料プランを契約して比べた結果ではありません。最終確認日:2026-10-23。

2つのツールの立ち位置

イルシルは日本の会議資料・提案資料づくりに絞ったツールで、Gammaはスライドのほかに文書やWebページも作れるツールです。

  • イルシル:国産のAIスライド作成ツールです。公式サイトでは、AIによる構成・本文・デザインの生成と、3,000種類以上のテンプレートを打ち出しています。2026年9月には、会社の前提情報や表記ルールを登録できる「カスタム指示」と、画像・PDF・CSVを添付してスライドに反映する機能が追加されました(公式ニュース)
  • Gamma:Gamma Tech, Inc.が運営するツールです。公式の料金ページでは、プレゼンテーションのほか、ドキュメント・Webサイト・SNS用の画像も作れると案内しています。画面は日本語表示に対応し、料金も円で表示されます

日本語の資料だけを作る人はイルシルの守備範囲に収まります。英語の資料やWebページも同じツールで作りたい人は、Gammaのほうが用途が広くなります。

無料でできることの差

無料で差が出るのは、作ったスライドを外に持ち出せるかどうかです。

項目イルシル(フリー)Gamma(Free)
AIで作れる量AIデザイン生成 月3枚登録時に400クレジット(補充なし)
1回で作れる枚数公式トップに記載なし1つの指示で最大10枚
PowerPoint・PDFへの書き出しできないできる(PPTX・PDF・PNG・Googleスライド)
透かし・ロゴ公式トップに記載なしPlus以上で削除できる(無料では付く)

Gammaの無料枠は「毎月」ではなく、登録時の1回だけです。公式のよくある質問によると、400クレジットは補充されません。友達を招待するとクレジットが増える仕組みはあります。

イルシルの無料プランは毎月3枚まで使えますが、書き出しは「なし」と料金表にあります。画面の中で構成や文章の出来を見るまでが、無料の範囲です。

AIスライド | イルシルとGamma

無料プランと有料の最安プラン

最終確認日:2026-10-23。最新は各公式で確認を

無料での書き出し無料枠の補充有料の最安(月払い)
イルシル パーソナル × できない ○ 毎月3枚 △ 1,848円(税込)
Gamma Plus ○ PPTX・PDFなど △ 登録時400のみ △ 1,800円
  • ※Gammaの無料版の書き出しにはGammaのロゴ(透かし)が付きます。削除はPlus以上
  • ※Gammaは地域によって税金が加算される場合があると公式に記載があります

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有料プランの料金と使える量

有料の最安プラン同士は、月払いで48円しか違いません。差がつくのは年払いの割引と、使える量の数え方です。

プラン月払い年払い使える量(月)
イルシル パーソナル1,848円(税込)申し込み画面で確認AIデザイン生成40枚
イルシル パーソナルプラス年払いのみ66,000円(税込・月5,500円相当)AIデザイン生成200枚(1人あたり)
Gamma Plus1,800円17,280円(月1,440円相当)1,000クレジット
Gamma Pro3,500円30,000円(月2,500円相当)4,000クレジット

Gammaの円表示は1ユーザーあたりの価格です。公式は「年額請求で最大28%お得」と案内しています。イルシルの1ヶ月・6ヶ月・1年のプランのうち、年払いのパーソナルの価格は公式トップに載っていないため、申し込み画面で確かめてください。

枚数とクレジットの数え方の違い

イルシルは「AIデザイン生成が月40枚」のように、作れるスライドの枚数で上限が決まります。10枚の資料なら月4本が目安です(40枚÷10枚の単純計算)。

Gammaはクレジット制です。公式のよくある質問によると、1回に減るクレジットは、作業の内容・使うAIモデル・生成する量で変わります。1,000クレジットで資料が何本作れるかは、公式には書かれていません。未使用分は月間クレジットの2倍まで繰り越せるため、Plusなら最大2,000まで持ち越せます。

月に作る本数を先に決めて予算を組みたい人は、枚数で数えるイルシルのほうが見通しを立てやすくなります。

日本語の社内資料ならイルシル

日本語の会議資料・提案資料が中心で、毎回同じ会社情報や表記ルールを入れている人は、イルシルが合います。

  • カスタム指示:会社や商品の情報、表記ルールを先に登録しておけます(2026-09-14の公式ニュース)
  • 添付資料の反映:画像・PDF・CSVを添付して、グラフや表をスライドに入れられます(2026-09-16の公式ニュース)
  • PowerPointでの手直し:パーソナル以上でPPTX形式に出力し、PowerPointで編集できます(公式のよくある質問)
  • 入力内容の扱い:公式サイトは、入力した内容が学習に使われないことを全プラン共通と案内しています

注意点はブラウザです。公式のよくある質問によると、対応はGoogle ChromeとMicrosoft Edgeで、Safariは現在対応していません。Macでも、Chromeを入れれば使えます。

PowerPointで開いたときにレイアウトが変わる問題は、ツールを問わず起きることがあります。原因と対策はAIスライドがパワポで崩れる原因と対策で扱っています。

英語やWeb公開も使うならGamma

英語の資料を作る人や、スライドをWebページとして共有したい人は、Gammaの守備範囲が合います。

  • 作れるもの:プレゼンテーションのほか、ドキュメント・Webサイト・SNS用の画像(公式の料金ページ)
  • 読み込み:PDFやPPTXを取り込んで作り直せます。無料プランから使えます
  • 書き出し:PDF・PPTX・PNG・Googleスライドに対応し、無料プランから使えます
  • 解約後の扱い:解約しても請求期間が終わるまでは有料機能が使えて、その後はFreeプランに戻ります。作ったコンテンツへのアクセスは残ると公式は案内しています

チームで使う場合の課金も確認しておきます。公式のよくある質問によると、Plus・Pro・Ultraでメンバーが招待を受けると、1人分のライセンス料金が追加されます。イルシルはメンバー招待がパーソナルプラス(年額66,000円)以上の機能で、パーソナルでは使えません。

迷ったときの試す順番

無料で比べられる範囲が違うので、試す順番を決めておくと迷いが減ります。

  1. 作りたい資料のメモを1つ用意する(実際の会議資料や提案資料の下書き)
  2. Gammaの無料プランで作り、PPTXに書き出してPowerPointで開く
  3. イルシルの無料プランで同じメモから作り、画面の中で構成と日本語の文章を比べる
  4. 日本語の出来でイルシルを選ぶなら、パーソナル(月1,848円)か、年間プランの3日間無料トライアルで書き出しまで確かめる

イルシルの3日間無料トライアルは、パーソナル・パーソナルプラスの年間プラン(1年)を新規に申し込む場合だけです。1ヶ月・6ヶ月のプランには付きません。終了後は自動で有料に切り替わるため、続けないなら期間内に解約します(公式のよくある質問)。

トライアルの細かい条件はイルシルの無料はどこまで?で、解約の手順はイルシルの解約方法で整理しています。

よくある質問

Q. 無料のまま使い続けるならどちらですか。

A. 書き出しが必要ならGammaです。無料プランでもPPTXやPDFに書き出せます。ただし400クレジットは登録時の1回だけで補充されず、書き出した資料にはGammaのロゴが付きます。

Q. 有料にするとどちらが安いですか。

A. 月払いならイルシルのパーソナルが1,848円(税込)、GammaのPlusが1,800円で、ほぼ同じです。年払いならGamma Plusが17,280円(月1,440円相当)です。Gammaは地域によって税金が加算される場合があると公式に書かれています。

Q. 1,000クレジットで何枚作れますか。

A. 公式には枚数の目安が書かれていません。1回に減るクレジットは、作業の内容や使うAIモデル、生成する量で変わると案内されています。

Q. MacのSafariで使えますか。

A. イルシルはSafariに対応していません(公式のよくある質問)。ChromeかEdgeを使います。Gammaの対応ブラウザは料金ページでは確認できませんでした。

こんな人におすすめ

  • まず無料で書き出しまで試したい人:Gammaの無料プランから始める
  • 日本語の社内資料を毎週作る人:イルシルのパーソナル(月40枚)を検討する
  • 英語資料やWebページも作る人:GammaのPlusかProを検討する
  • 2人以上で資料をそろえたい人:イルシルのパーソナルプラスと、Gammaの人数分のライセンス料金を年額で比べる

ほかのAIスライドツールとの比較は、イルシルとCanvaの違いとイルシルとMiriCanvasの違いで扱っています。

※料金・無料枠・機能は執筆時点のものです。最新は各公式でご確認ください。

あわせて読みたい

参考にした情報

  • イルシル公式サイト(料金プラン・よくある質問・ニュース、2026-10-23確認):https://irusiru.jp/
  • Gamma公式 プランと料金(各プランの料金・クレジット・よくある質問、2026-10-23確認):https://gamma.app/ja/pricing